iPhone 4 からデビューし、今では Apple の半分信者となっているぼくが今のiPhoneに望むたった一つのこと。
それは「そろそろiPhoneのシャッター音を消してほしい」ということです。
別に普段から撮影禁止のモノを撮っているわけではないので、音が鳴るからといって決してやましいという様なことはないのですが、カフェとかの密室でシャッター音が響くと、同時に周囲の視線も集まったりして、ちょっと気まずい空気になったりするじゃないですか。
やましくはないのだが、きまずいのだが、あまり見られると恥ずかしいのだが。みたいな。
かといって、反対に周りからシャッター音が聞こえてくると、僕自身も、変な好奇心が働いたりしてその人を見てしまったりするわけですが。
で、この解決策として 無音カメラ なるアプリもそこそこダウンロードしてきたのですが、そこでも問題が一つ。
どうしても画質が落ちてしまうという問題が発生。
もはやあっちを立てればこっちが立たずというトレードオフの状況です。
しかも純正以外のアプリでは、せっかくのポートレートモードが使えなかったりして、こうなるとなぜ今のiPhoneを選んだのかすらわからなくなるという本末転倒な感じになるわけです。
そのうちバグか何かで消せるようになるのでは?という微かな希望も抱いてはいたのですが、待てど暮らせどそのようなこともおこらず、そんなある日、ぼくの脳裏を過ぎった言葉が一つ
「自分で iPhone の シャッター音 を消してしまおう」。
実際待っていても解決しないならそれしか無いじゃ無いですか。
ということで、ぼくが物理的にシャッター音を限りなく小さくすることに挑戦し、そしてある程度は小さくすることに成功したので、今回はその僕の奮闘の結果をご紹介しようかと思います。
決して無音になるわけでは無いので、その辺はあしからず。
シャッター音を小さくする
では早速iPhonのシャッター音を物理的に小さくしていきます。
今回使用する道具はこちらで、左側にあるテープを使ってスピーカ部分の穴を塞いでいきます。
ちなみに、すべてセリアにて調達してきたモノになります。
はい、完成しましたー!!!
無事シャッター音も小さくなって快適です!!
というのは冗談です。ごめんなさい。
実際、少し前まではこのようにして音量を下げていたのは事実なのですが、これではあまりにも原始的かつ使いづらさマックスなので、もう少し改良したバージョンを今から作っていきます。
ここで活躍するのがこのブログでは毎度おなじみ100均 iPhoneケースで、今回はこちらを加工することでカメラの音量を下げていこうかと思います。
よく見ずに2種類のテープを用意してしまったのですが、ポアテープには小さな穴が空いているため、今回の趣旨には不向きと判断し、サージカルテープをメインを使っていきます。
では早速作業に入っていきます。
まずはじめにサージカルテープを使って、iPhoneケースのスピーカー部分を塞いでいきます。
一枚では頼りない感じになるので、二枚重ねて貼り付けます。
同様に内側からもテープを貼り付けていきます。
この時点でも音量は下がるのですが、さらに手を加えていきます。
ティッシュペーパーを半分にカットし、スピーカー部分の幅と合うように折っていきます。
先ほど折ったティッシュをケースにはめ込んでいきます。
ティッシュとケースを合わせて端部分をテープで止めれば完成です。
完成
実際に完成品にiPhoneをはめ込んでみたのがこちら。
どうでしょう。先ほどのペタペタと無造作にテープが貼り付けられたiPhoneに比べれば、かなりイケてる感じに仕上がっているのがお分り頂けるかと思います。
ただここで一つ注意点、実はシャッター音は通話用スピーカーからも発しているんです。
ですので、こちらにも最後にテープをペタり。
これが完全無欠ケースになります。
最後に貼り付けたテープでインカメラを塞がないように注意すればどこでも自撮り可能です。
要するに、カフェでも周りから気付かれずに自撮りができるわけでございます。
急な電話にはこのようにケースの下部をずらすことで対応できます。
ちなみにこちらの秀逸なケースには1つだけ欠点がございまして、それは完全に無音では無いということ。
人の話し声が聞こえるカフェなんかではほぼ聞こえないぐらいの音量にはなっているものの、サウナの中などの静まりかえった室内では確実に聞こえるレベルです。万が一サウナでシャッターを切ったら確実にばれますが、その辺はご愛嬌ということで。
あと、テープの位置によってはiPhoneにベタベタした奴がつきますのでご注意ください。
おわりに
今回は、ぼくが熟考の末に生み出した小音iPhoneケースをご紹介させていただきました。
無音にはとどかないものの、かなり音量を下げることができますので、シャッター音にお困りの方は是非試されて見てはいかがでしょうか。
2百円というお手頃価格でお求めいただけます。
また、再三申し上げますが、サウナでのご利用にはお気をつけください。