東京の人口は年々増加傾向にあり、2015年の10月時点で1350万人を越えているそうです。
それだけ多くの人が集まると、その分良いこともあったりして、例えば多くの種類のお店が立ち並んでいたり、夜間でも遊び場があったりというのは、人が集合することによる利益と言えるのではないでしょうか。
ただし、「何事にも表があれば裏もある 」と言うように、人が集まることにも、良い面ばかりでなく、悪い面も存在します。
中でも、ぼくが日々感じている悪いことの一つに「 人が多すぎて息がつまる 」ということがあります。
朝のラッシュ時には半端じゃない数の人が駅構内にごった返しているし、ショッピングなんかにでかけた日には、自分の周りには人、人、人、という感じで、周りを気にしながら歩いていないと確実に誰かにぶつかるような状況に遭遇します。
まあ要するに、「 人が多すぎるとその分疲れる 」ということが言いたいわけでして、東京＝人が多い＝疲れる的なアピールをしたわけですが、そのような街にも実は息を抜けるようなスポットがあったりもするので、今回は先日ぼくが行ってきた『 増上寺 』について、記事にしていこうかと思います。
増上寺
東京を知る上で、是非一度は行っておきたいのが、今回ご紹介する増上寺です。
都内では寛永寺と並んで徳川家の菩提寺として知られており、歴史に触れることができる場所でありながらも、東京のランドマークとして有名な東京タワーを同時に堪能できるという、なんとも贅沢なスポットになります。
つまり、近世と現代を同時に垣間見れる場所と言っても過言ではないかと思われます。
もちろん緑も溢れていて、そのリラックス効果も抜群なので、そう言う意味では疲れた心を癒してくれる場所でもあるかと思います。
アクセス
浜松町駅から徒歩圏内という場所に位置する増上寺。
ホームページ上では駅から徒歩10分と記載されています。
駅から東京タワーへと向かう道の途中に位置していることもあって、海外からの観光客も散見されます。
車でアクセスする場合、残念なことに増上寺には一般の参拝者用に駐車場が設けられていないため、最寄りのパーキングに駐車することになります。
となると、必然的に最寄りのパーキングを探す必要が出てくるわけですが、個人的には東京タワーのパーキングが一番利用しやすいかなというところで、こちらの駐車料は30分300円、つまり1時間600円と、この辺りではわりかし良心的な価格で駐車することができます。
バイクの場合はかなりお安くなっていて、5時間300円だそうで、これは 破格 かと思われます。
ぼく自信も、先日まではバイクがこんなにお 安い とは知らなかったので、今度はバイクの駐輪場も利用してみようかと考えています。
こんな景色が堪能できる
見所満載の増上寺ですが、まず一番に目を引くのはなんといってもお寺正面に位置する「 三解脱門 」かと思われます。多くの建造物が戦災によって焼失する中、被害を免れそこに立ち続ける姿はまさに圧巻というほかないでしょう。
外からその堂々たる姿を見るだけでなく、門を通して内から外を眺めるというのも、感慨深さがあってとても良いです。
1974年に再建された大殿も、昔からそこにあったかと思わせるほどの重々しい雰囲気を漂わせています。
背後にそびえ立つ東京タワーと共に見られるのがぼく的には非常に好きで、ずっと見ていたいと思える景色でもあります。
もちろんお茶屋さんもあったりして、本格的な 食事 から、定番の 団子 なんかも食すことができるので、雰囲気を大事にする人にとっては最高のスポットになるはず。
ちなみに、ソフトクリームもあるので、「寺といえばソフトクリーム」という人の需要も逃しません。
イベント
宝物殿では常設展だけでなく定期的にイベントが開かれているそうで、今回丁度開かれていた花展にもせっかくなのでお邪魔してきました。
多くの作品が展示されていて、生け花を全くといってよいほど知らないぼくでも楽しむことができました。
ひとつひとつの作品にユーモアが溢れていて、思わず見入ってしまうという、そんな作品のオンパレードでした。
また、チャリティーの一環として500円で生け花を体験できるコーナーが設けられており、せっかくなのでトライしてみましたが、正直どこにいけるべきなのかが全くわからず撃沈するという。。。
とはいえ、良い体験であったことにかわりはありません。
お花への興味が湧いたイベントでした。
おわりに
過去に思いを馳せ、考えにふける。そんな体験のできる場所でもある増上寺の紹介をしてみました。
心をリセットするためにも最適ですし、観光にもオススメできるスポットです。
東京タワーにも同時に足を運ぶことができるので、興味のある方は増上寺にも是非。
今回はお寺の紹介でしたが、今後も緑溢れる場所など、良いスポットがありましたらご紹介したいと思います。
それではー。
