車に乗る上で突然エンジンがかからなくなる以上の悲劇はありません。
先日いつもどおり行きつけのシェルで無事給油を終え、「ガソリンも満タンだし、さあ出発するか!!」なんて思いながらエンジンをかけようとしたら「あれっ?なんかうまくかからないな?」という状況に陥ったんです。
それでもかまわずエンジンをかけようとすると、なぜか「ジジジジッ」という、いや~な音が。。
そうですバッテリーが上がってしまったんです!!
「いやいや、そんな簡単にバッテリーなんて上がらないから」とか「いつも点検していれば大丈夫でしょ」なんて声もちらほら聞こえてきそうですが、何を隠そうこれを書いている僕自身もそんな風に考えている1人でした。
ただ悲劇はいきなりやってくるもので、この時も何の前触れもなく、突如としてぼくに襲いかかってきました。
唯一の救いは、場所がガソリンスタンドだったということで、シェルのお兄さんが快く助けてくれたというのもあり、なんとか大事にはいたらずに済みました。
ただ、毎回こうして誰かが助けてくれるとは限らないですよね。
てことで、これを教訓にAnkerから発売されているジャンプスターター(車乗りの救世主とも言うべきアイテム)を購入してみたので、今回はそちらのレビューをしていこうと思います。
良いところと気になるところ
て事で早速良いところと悪いところを列挙していこうと思います。
良いところ
- バッテリーが上がってもエンジンをかけることができる
- モバイルバッテリーとしても使える
- 手軽に車に詰むことができる
- 携帯を充電できる
- LED付きなので懐中電灯としても使える
気になるところ
- モバイルバッテリーとして持ち歩く場合にはやや大きいかなというところ。
購入理由
購入理由は先程も書きましたが、突然のバッテリー上がりが起きても自分で解決できるようにするためというのが1番の理由です。
事実、ぼくがバッテリーを上げてしまった時は、たまたまガソリンスタンドだったからよかったものの、これが一般道の停車しづらい場所だったり、真夏の炎天下の中だったりしたら、もう地獄絵図です。
他にも雪山での極寒の中とか、最悪なシチュエーションはあげればキリがないのですが、そんなゾッとするような状況は絶対に回避したいじゃないですか。
そうそう、最近だとツーリング仲間の1人がバッテリー上がりでツーリングに参加できないという事件もありました。
もしも一度上げてしまったバッテリーが寿命を迎えていたとしても、とりあえず一時的にでもエンジンがかかりさえすれば、その足で新しいバッテリーを買いに行くこともできますし、そのままディーラーに持ち込むこともできるんで、保険をかける意味でも以前から一つは持って置きたいと考えていました。
外観
ちなみにジャンプスターター の見た目はこんな感じ。
収納用のケースも同梱されているので、そのポケットにバッテリーに繋ぐためのケーブルを収納することができます。
携帯を充電するためのケーブルも一緒に収納しておけるんでとりあえずこのポーチに全部入れておけば安心ですね。
ちなみにぼくのジャンプスターター は一個前の型式なのですが、それでも6.0Lまでのガソリン車と3.0Lまでのディーゼル車のジャンプスタートを約15回もできるんです。
これだけのスペックであればあらゆる車両で使うことができますし、15回もジャンプスタートできればエンジンがかからないということもほぼないと言えます。
又、新型の方はさらにパワーアップしていて、6.0Lまでのガソリン車と4.0までのディーゼル車に対応しており、ジャンプスタートも約20回行えるそうです。
バッテリー本体にはUSB端子とバッテリーに繋ぐためのケーブルの差込口があります。
備え付けのLEDライトもかなり明るいので、街灯の少ない路上でエンジンルーム内を見るときにもがっつり使えます。
使用感
いくらエンジンをかけることができると言われても「上がりきったバッテリーでもエンジンをかけることができるの?」という疑問があったんで、とりあえず家に転がっていた完全放電済みバッテリーで試してみることにしました。
で、結論から言うとばっちりエンジンがかかりました!!
セルを回した瞬間の勢いも問題なく、元気に吹け上がったんで、これなら非常時用に安心して持ち歩くことができます。
おわりに
今回はこんな感じでバッテリーブースターのご紹介をしてみました。
これ一つ持っておけばバッテリー上がりについては心配しなくて済むので、出かける時は常に持ち歩くように心がけています。
少し前だったら誰かに助けて貰わないとどうしようもなかったことが、こうやって自力でも解決できるようになって、本当凄い時代になったなと感心している限りです。
もちろんバイクにも使えるんで、ツーリング時にも持ち歩けば、自分はもちろん、仲間のレスキューだってできちゃいます。
バッテリー上がりへの不安がある方は是非参考にしてみてください、絶対におすすめです。