先日、新型のiPhone Xs が発売されたのと同時にホームボタンを備えたタイプの新型 iPhone が新製品のラインナップから消え去りました。
事前のリーク情報からもこうなることの予想はついていましたが、実際にそれが現実になると、なんだか名残惜しい感じもして来て、せっかくなのでこの期にホームボタン付きのiPhoneを1つ持っておきたいとの思いからヤフオクにてまだまだ現役で活躍できる iPhone 6sを落札しました。
以前からたまーにヤフオクのチェックはしていたのですが、iPhone の入札に参加したのは今回が初めてです。
実際、iPhone X や、新型の Xs ・ Xs Maxに搭載されているフェイスIDは機能的で、今後のAppleの方向性としてもロック機能に関してはFace ID を主軸に進んでいきそうだけれど、ぼくたちが馴染んで来たTouch ID には、マスクやヘルメットの着用時に大活躍するという利点があったのも事実です。
また、6s という機種には今は無きイヤホンジャックも搭載されていました。
ドコモウィズでのラインナップにも並んでいるし、ios12にアップデートすることで動作もスムーズな iPhone 6s は今でも活躍できる機種であることに間違いありません。
そんな魅力的な6sを無事落札し手元に置いておける安心感を噛み締めているのが現状なのですが、最初から何も気にすることなく落札から到着までの期間を冷静に過ごして来れたわけではありません。
なぜなら今回の 6s は中古なので、それはそれは大きな不安が付きまとうわけです。
「動作は問題ないか?」とか「見た目はきれいなのか?」などのことがやっぱりきになるわけです。
そのような不安を抱えていたという経緯から、今回の記事では、ぼくが中古で落札した iPhon6s のレビューや、中古を選ぶ際に注意したい点などをまとめてご紹介していこうと思います。
Contents
開封の儀
特に新しい製品というわけではないですが、到着した iPhone の状況確認を兼ねて早速開封していきます。
ちなみに、今回は初めてオークションでiPhoneを落札するということもあり、業者の出品かつ外装ランクはAと表記されているモノを選びました。

落札後すぐに支払いなどの手続きを済ませると即日発送という驚異の速さで到着した小包がこちら。


さすが業者という感じで、丁寧に梱包されていますね。

箱なし本体のみのモノを選んだのでぐるぐると包まれた状態でお目見え。
ここまで丁寧につつんでくれるのは好印象ですねー。

こちらが今回落札した 6s の本体になります。
どうでしょうか?かなり美品ですよね?

いくら外装ランクがAとは記載されていても中古品であることに変わりはないので、それなりの不安があったのですが、ここまで綺麗だと、見た目は新品と変わらないと言っても良いかもしれないですね。


傷つきやすい側面も綺麗な状態でした。

当然中身も初期化済み、すぐに使用できる状態でした。
これまでのぼくの不安を物ともせず予想以上の上物が届いたので、今回はかなり良いか物ができたという感じでした。
中古品を選ぶ際の注意点
予想以上に美品で使用にも問題のないモノを落札でき、「中古品でも全然大丈夫だしむしろ新品より価格も安くて良いのでは?」という空気になっている今回のオークションですが、実はそうならないケースもあるようです。
それがどのようなケースかと言うと、それはズバリ、粗悪品を摑まさされてしまうというケースです。(ここでいう粗悪品とは、使用不可能な状態のiPhoneのことを差します。)
せっかく落札しても、そんなモノを摑まされたら目も当てられないじゃ無いですか。
ということで、本記事の主題とも言うべき、そうならないための注意点をいくつかまとめておきます。
1 アクティーベートロックが解除されていることを確認する。
アクティベートロックとは、iPhone紛失時に第三者にに使用されることがないよう遠隔操作でiPhoneにロックをかけることができる機能です。
ロックはその iPhone と紐づいている Apple ID でしか解除することができないので、その ID を知り得ない者は誰であろうと解除することはできません。
このロックがかけられているかどうかの確認は Apple の公式サイトに端末のIMEI番号 を入力することで確認することができます。

IMEI は、iPhoneのホーム画面から、設定→一般→情報と進むことで確認できます。
もし購入予定の端末のIMEIがわからない場合は購入を見送ることが懸命です。
2 赤ロムでないかの確認。
赤ロムというのは本体代金の全部若しくは一部未払いなどの理由により通信事業者からロックされてしまった状態の端末をさします。
このケースもロックがかけられているため当然iPhoneは使用不可能な状態です。
これの確認方法はそれぞれのキャリアに確認用のページが設けられているので、それらを利用することで確認することができます。
○ auネットワーク制限確認
3 バッテリーの確認。
基本的に上記の1と2で問題がなければiPhoneが全く使用できないというケースは避けることができますが、あまりにもバッテリーが消耗しているというのも避けたいケースの1つなので、事前にその最大容量をチェックしておくことが好ましいです。



確認方法ですが、iPhoneのホーム画面から、設定→バッテリー→バッテリーの状態、と進むことでバッテリーの最大容量がわかります。
ちなみに12月まではAppleCareに加入済みのiPhoneは無償でバッテリー交換が可能で、加入していないモノでも3240円で交換できるそうです。
4 SIMフリー端末かどうか。
最後に、これは必須項目ではないのですが、今後の契約のことを考えると、Simロック解除済みの端末が一番使いやすいでしょう。
現在契約しているSimカードあるならば、それと同一キャリアの端末を使えば問題ないですが、新しくMVNO(格安Sim)で契約をする予定ならば、Simフリーの端末、若しくは契約予定の業者に対応したモノを選んだ方が良いかと思います。
また、現時点では中古スマホのSIMロック解除は原則不可能なのでそこも注意が必要です。
ちなみにラインを使う場合に候補として上がるMVNOのLINEモバイルはドコモとSoftbankの回線から選ぶことができます。
おわりに
今回は中古スマホを選ぶ際の注意点を中心に記事を書いてみました。
実際中古で購入するとなると、正規のお店で買う場合などを除くとどうしても不安がつきまとうかと思います。
ぼく自身恐る恐る購入しましたので、今回その感覚が見に染みてわかったという感じでした。
とはいえ、最新の注意を払って購入することで、今回のオークションのように思いの外良いものを入手することができるわかりましたので、今後は中古も視野に入れてみようかと考えています。
今後オークション利用の際は、粗悪品を摑まされぬよう、上記の4つは守るべきという感じですね。
特にアクティーベートロックと、赤ロムの確認は必須。
という感じで中古iPhoneのご紹介でしたー。