「東京で美味しいご飯が食べれる穴場的なスポットないかな〜?」なんて思うことありません?
大丈夫です安心してください。良い場所があるんです。
はい『大田市場』です!
東京の市場と言えば毎日賑わう豊洲市場や築地市場の場外を思い浮かべる方が多いと思います。
それもそのはず、豊洲市場は水産部門において国内最大規模の取引量を誇っています。
しかしながら大田市場も青果や花きの部門においては築地のそれに比肩しうる規模の取引量を誇っており、非常に大きい市場なんです。
面積においては国内最大の386,426㎡と、ぶっちゃけかなり広いです。
ということで、今回の記事ではこちらの大田市場のご紹介をしていこうと思います。
ちなみに、ぼくはこれまでも何度か足を運んでおりまして、先日も朝ごはん目当てに潜入してきましたので、今回はその内容が中心になります。
大田市場のグルメが気になる方は必見ですよー。
さっそく市場に入場
到着したのは朝の7時半から8時の間ぐらい。
大田市場は築地市場のような場外市場は設けられていないので、場内に直接足を運ぶことになります。
場内と言うと関係者の方が行き交うことから、どことなく仰々しい雰囲気を感じる方も多いかと思います。
正直ぼくもこちらの市場を知るまでは、場内には関係者の方が入るものだと思っておりまして、「なにやら部外者はあまり入ってはいけないのでは?』なんて勝手な潜入感を持っていたのですが、こちらの市場ではそんなこともなく、むしろ入りやすいというのが好印象でした。


今回は車で行ったので大田市場前交差点の正面に構える正門から入場しました。
門前にて守衛さんに「食事にきました」と伝えると、快く駐車許可証を発行していただけました。
ちなみになんと駐車料金は無料。
駐車料が日々高騰している東京でこれはかなり希少。神様ありがとうございます。
車は入場してすぐ左手に設けられているパーキングか、若しくは入場後の最初の交差点を右折し、左手に魚部門の取引所があるので、そこに設けられた駐車場に停めてもよいとのことでした。
市場内の食堂
さっそくお待ちかねのお食事処をご紹介をしていきます。
三洋食堂


こちらの食堂は1日20食限定のウニ1箱定食を出していることが有名です。

箱に入ったウニを一人占めするという至極のひと時を楽しめます。
刺身だけでなく、ふっくらとしたカキフライやエビフライも美味しいです。
ご飯の量も多く、ボリュームのある定食をいただけます。
こちらのホームページにてネギトロのクーポンが発行されています。
基集

こちらの食堂も市場内の丸集から直送された新鮮な刺身を食せるという贅沢なお店。
海鮮丼のメニューが豊富です。


刺身が美味しいのは勿論、ホッケやトンテキなどの焼き物も非常に美味しいです。
大松

こちらはアナゴの天ぷらがひときわ目を引くお店です。

丼からはみ出るほどのアナゴ。
なかなかお目にかかれないです。
ジューシーさくさくな天ぷらはこちらで食せます。

他の食堂も今後伺った際には報告していきますね。
レイズコーヒー



そして、お腹が満杯になった後は。そう。食後のコーヒーですよね。
そして都合よくカフェがあるという。なんとありがたい。

市場の中でも一際目立つオシャレな外観にも惹かれました。
水産市場


一息ついたので、次はお買い物の時間。
「せっかくなので新鮮な魚を買いたい!」ということで、お魚を物色していきます。



数々のお店がある中で幅広く鮮魚を扱う店もあれば、マグロを専門に販売しているお店もあります。

もはや市場ではその存在がお約束となっているマグロ。
人の数はあまり多くないので、ぼくのような市場初心者でも場内をゆっくりと散策できます。
周りから聞こえる市場ならではの会話も心地良いです。
どれも新鮮なものばかりなので「どれを買って帰ろうか?」と悩んでしまいます。
とは言えマグロは確定です。

一般人でも野菜や肉、魚などの買い物はできるのですが、花だけは無理とのことでした。
見学コース

最後は見学コースです。


市場内をぐるりと一周できるコースが設けられています。


ずらりと並んだ野菜の箱の数は圧倒的で、ここからスーパーに運ばれて、それを自分が買っているのかと思うと、なんとも感慨深いものがあります。
おわりに

大田市場での新鮮な朝ごはんはとても美味しいですし、気持ちがよいです。
魚を購入するのであればわりと早めに足を運ぶ必要がありますが、食事や見学を目的とするのであれば昼前ぐらいに行っても十分に楽しむことができます。
割と穴場?的なスポットかと思うのでかなりおすすめです。お肉や野菜などの一部のお店でのお買い物は昼頃でも可能でした。
周りには野鳥公園もあるのでご飯のあとに野鳥観察というコースもありますね。
ちなみに毎週日曜日は休場日ですが、『市場開場日・休業日年間カレンダー』から詳しい営業日の日程を確認することができるので、足を運ばれる際は是非一度チェックしてみてください。