最近様々なところで耳にするDIYという言葉。
ご存知の方も多いかと思いますが、そうです、Do It Yourself のことです。
実は、先日ぼくもD.I.Y.で念願の壁掛けテレビを作成してみました。
以前からテレビを壁に掛けたいとは思っていたのですが、なにせ時間がかかりそうだし、作業も大掛かりな感じがして、先送りにしてきたんですよね。
でも、このままではいつまでも実現は不可能だとの思いから一念発起、作業に着手したところ、これまた意外と簡単にできてしまったんですよね。
ということもあって、今回の記事では実際にぼくが作ってみた『 簡単にできる壁掛けテレビの作り方 』のご紹介をしていこうと思います。
ちなみに大まかな作り方は、
① ディアウォール で柱を一本立てる。
②そこに壁掛け用の金具を装着。
③テレビを掛ける。
という感じで、全作業時間は約30~40分ほどでした。
ディアウォールのメリット、デメリット
ディアウォールとは 2×4の角材 の上下に装着するバネのようなモノで、これを使用することで角材を柱のように立てることが可能となります。
メリット
・壁に穴を開ける必要がなく、部屋を傷つける心配も無いので、賃貸などでも心置きなく作業が行える。
・天井の高さに合わせて柱を立てるので、部屋のサイズに合わせて作ることができる。
・自分好みの棚に仕上げることができる。
・作業工程の難易度も低く、簡単。
・見た目もおしゃれ
デメリット
・自分で必要なものを準備しなければならない。
・引越しなどをする際に、場合によっては改良が必要。
・ワックスで色をつける場合は水に弱い。
メリットとデメリットはこんな感じ。
今回の場合はテレビを設置する目的なので水がかかる心配もないし、特に引越しの予定もないので、ディアウォールを使ってテレビを掛けるのがベストだと判断しました。
用意するもの
柱に必要なもの
・2×4の角材
・ディアウォール
・水平器(ぼくの場合はテレビの金具に付属されていました)
・ブライワックス&塗るための布(ワックスで色を塗らない場合は必要なし)
・タワシ&タオル (柱を磨く時に用いる)
テレビを掛けるために必要なもの
・テレビ壁掛け金具
・インパクト&ドリル
作業開始
作業を始める前にテレビ壁掛金具を決め、それを設置するために使用するインパクトのドリルサイズを確認しました。
ぼくの場合は5.5ミリのドリルが必要だとわかったのでそれを準備し、同時に他に必要なディアウォールやブライワックスもまとめてアマゾンにて注文。
次に、床から天井までの高さを測って、それより38mm短くカットした長さの2×4の角材をホームセンターにて購入。
店員さんにカットしてもらって帰宅。
ここで注意したのは、なるべく水平で角に蜜などがついていない角材を選ぶことでした。
ちなみに、ディアウォールを使用する場合は-4.5ミリの長さが適切だと言われているのですが、ぼくは以前にもディアウォールで本棚を作ったことがありまして、その時に-角材を4.5ミリにしたところ、若干長さが短かかった為に付属のスペーサーで長さを調節した、という経験があったので今回は意図的に-3.8ミリの長さにしました。
ということで、ここから早速作業を開始。
ホームセンターで購入した2×4の角材をブライワックスで塗っていきます。
適当な布でササっと仕上げて、要した時間は約5分ほど。
ワックスの匂いは若干するので外で塗る方が良いかなと感じました。
20~30分ほど待った後、タワシで磨いて仕上げにタオルで拭きあげていきます。
いい感じに磨き上がったのがおわかり頂けるかと思います。
ここで要した時間は約15分ほど。
ということで柱にディアウォールを装着して柱を設置します。
-3.8ミリが丁度よく、付属のスペーサーを使うことなく設置することができました。
柱も曲がらないように水平器でチェック。
インパクトで金具用の穴を開けていきます。
ここでも水平をはかりながら金具を設置。
テレビの裏側にも金具をつけます。
最後に金具同士を繋げて作業は終了。
完成
ここまでの実質労働時間は約30~40分ほどで、
「こんなに簡単にできるならもっと早く着手すればよかった」
というのが正直な感想。
柱2本でテレビを掛ける方が多いので、
「1本で大丈夫?」
との懸念も抱いていましたが、1本でもしっかりと自立しています。
テレビの角度を変えようとすると若干の不安定さはあるものの、しっかりと自立はするし、そもそも頻繁に角度を変えることもないのでかなりうまくいったのではないかと思います。
おわりに
柱1本の簡単作業で作れたことが何よりの感動でした。
しかも作業時間が30~40分って、、、かなり短い。
金具も比較的価格の低いモノを選んだので費用も抑えることができました。
ケーブル類も柱の裏にまとめて見た目もおしゃれなので、今回の作業は、ぼくとしては大満足な結果で終了。
ディアウォールでのDIY、おすすめです。