近年爆発的な進化を遂げているLED テープライト。
お店の装飾に使われているモノを目にする機会も増えてきましたが、実際に家で使うとなると、「設置するのが大変そうだから、家で使うのはちょっと」と思われている方も多いのではないでしょうか。
というのは、ぼく自身もLEDテープを使った間接照明に対して前々から憧れはあったものの、設置とかその他諸々のことを考えると大変そうなんで、後回しにしてきたという経緯があり、もしかしたら同様の思いを抱いている人もいるのではないかと思うわけです。
ただ、最近スタイルド の電球を購入したのが起爆剤となって、Amazon EchoやeRemoteにも手を出し、それなりのIoT環境を作ってみたところ、「LEDテープもこんな感じで設置できたら、前々から憧れていた間接照明を部屋に招き入れることができるのでは?」「さらにはおしゃれな部屋を作れるのでは?」と思い始めたわけです。
で、いろいろ調べた結果、あるじゃないですか、アレクサ対応のLEDテープが。
このテープを導入すれば、これまで設置してきた電球なんかと一緒に電源のオンオフの切り替えができますし、部屋もおしゃれになるはずですし、おすし。
つまり、ぼくが憧れていた理想的なLEDテープが見つかったわけです。
てことで、さっそくそのLEDテープを入手してみました。
その名は『 io.e ロープライト 』です。
そして、今回もいつも同様、この『 io.e ロープライト 』のレビューを行なっていこうかと思います。
ちなみに、今回のLEDテープは『 IoT 照明のエントリーモデル『 STYLED スマートLED電球 』をご紹介します。 』 にてご紹介したLED電球同様、アプリのみでも操作できるモノになるので、現在 Amazon Echo などのスマートスピーカーを持っていなくても遠隔操作することは可能です。
io.eロープライトとは
そもそも『 io.e ロープライト 』とは何なのかというと、WiFiで制御が可能な RGB の LEDテープ です。
つまり、WiFiが使える環境下に設置するだけで、スマホ通じた電源のオンオフや色の選択、点滅のパターンのコントロールなどが行えるわけです。
もちろんアレクサにも対応しているので、音声コントロールも可能です。
RGBのLEDテープはその名の通り、レッド、グリーン、ブルーのLEDの発色の組み合わせで、色を作り出しているので、このロープライトの発色のパターンは1600万色にも及びます。
正直1600万 なんて言われてもパッとこないかもしれせんが、要するに、ほとんどの色がだせるという感じです。
長さも5メートルあって、カットすることも可能なので、あらゆる場所に設置することができます。
とまあ、こんな感じでなかなか良さげなLEDテープなわけですけど、その中でもぼくが最も気に入っているポイントは、やっぱりアレクサに対応していることと、スタイルド の電球と同じアプリで操作が可能ということにあります。
アレクサに対応していることで可能となる音声操作は本当に便利な機能で、「アレクサ電気をつけて」の一言でLED が点灯するのは快感以外のなにものでもありません。
そして、専用アプリに関しては、既に持っているデバイスとなるべく同じアプリでコントロールできる方がなにかと都合が良いというのが理由になります。
ちなみにRGBのLEDテープを選ぶ際に最も注意したいのが、光源であるLEDがどこに埋め込まれているのかということ。
一つのマスの中に三色のLEDが埋め込まれていれば、点灯した際の発色も綺麗に見えますが、もしそれぞれのLEDの位置が離れていると、コレジャナイ感満載になります。
どういうことかというと、写真を見てもらえればわかりやすいと思うのですが、これ上の写真の1枚目が今回のテープで、2枚目(汚くてすみません)は以前間違えて購入してしまったテープなんですよ。
そして、両者のLEDの位置を見比べてみると、前者の方は三つのLED(赤、緑、青)が一つの場所に集合しているのに対して、後者の方は離れているのが見てわかるかと思います。
つまり、一つの場所にLEDが集まっていれば、紫など複雑な色を選んだ場合でも、しっかりとその色が点灯してくれるわけですが、LEDが離れている場合だと、それぞれの色が離れて点灯することから、間接的に見れば紫だけど、光源をみると、それぞれの色のイルミネーションになってしまうわけです。
光源が見えない場所に設置する場合ならまだしも、テープを設置している場所が目視できる状態だと、点灯時に先ほどのような状態になってしまうので、RGBのLEDテープを選ぶ際には、それぞれの色が埋め込まれている場所を確認した方がよいかと思います。
ちなみに、誤ったLEDテープを選ばないためには、LEDが埋め込めれている場所を確認する必要があります。
確認時に、3つのLEDが1つのマスの中にしっかりと半田付けされているものを選べば、ぼくのように失敗することはありません。
設定方法
冒頭では簡単に使用できるという風にお話しをしたわけですが、さすがにコンセントに繋いで「はい終わり」と言えるほど簡単ではないので、アプリの使用方法にも簡単に触れておこうかと思います。
今回のLEDテープは、スタイルド の電球同様『 io.e 』というアプリを使ってコントロールすることになります。
アプリ起動後、画面に従って自宅のWiFiなどの登録を一通りすませたあと、ホーム画面の右上にプラスマークが表示されるので、こちらをタップし、再度表示された画面に従ってLEDテープの登録を済ませます。
「えっそれだけ?」という感じですが、本当にこれだけでアプリとLEDテープが連動するんです。
一度登録したデバイスは、アプリを使うことで簡単に色や点灯のパターンをかえることができます。
当然オンオフの操作もワンタップで行えますし、すべてがスマホ上の操作で完結するので、ソファーに座りながら悠々自適に行うことができます。
ちなみに、この『 io.e 』というアプリで一度認識されたデバイスは、アレクサのアプリのデバイス欄にも「デバイス→右上のプラスマーク→デバイスの追加→その他→デバイスの検出」という手順を踏めば追加できるので、音声でコントロールしたい場合には、デバイスの登録を済ませた後に、アレクサアプリ起動後の左上のメニューから定型アクションを選択し、そのまた右上のプラスボタンから実行条件とLED テープの登録を済ませれば、「アレクサテープをつけて」なんて一言いうだけでコントロールができちゃいます。
使用感
アプリとデバイスの設定が終わったあとは、もうやることは1つしかありません。
そうです。点灯の儀式です。
てことで早速点灯してみたのがこちら。
予想通りめちゃめちゃ綺麗に光り輝いています。
せっかくなので、紫やオレンジなど、コロコロと色を変えてみましたが、どれも綺麗に発色しています。
以前購入したLEDテープに付属されていたリモコンとアプリとを比べてみると、やっぱりアプリの方が操作性は高いし、何よりカラーを柔軟に変えられるところに面白みがあります。
画面上をくるくると指で回して操作ができるのがなんとも楽しい。
ちなみに、アレクサアプリと連動すれば、オンオフの切り替えだけでなく、色の変更も音声でおこうなうことができます。
つまり「アレクサ、テープを緑にして」みたいな一言で操作ができるという。
ちょっとした魔法みたいな感じです。
さすがにメインライトとしての使用には厳しいものが感じられますが、それでも、間接照明としては十分なインパクトがあります。
アレクサでテープの色を変更する。
ぼく自身、アレクサでテープの色を変更するための設定を行う際に少々戸惑った箇所がありましたので、スムーズに設定を行う方法もご紹介しておこうかと思います。
まずアレクサアプリのホーム画面左上のメニューから提携アクションを選択します。
次に、右上のプラスボタンから実行条件とアクションの設定を行います。
実行条件は「アレクサ、テープをつけて」などの適当なフレーズを設定するとして、アクションの方は、「アクションの追加→スマートホーム→デバイスをコントロール→LEDテープの名前を選択」と進みます。
そうするとこのような画面がでてきますが、ここでは電源と色の設定だけを行い、明るさについては触れないことをおすすめします。
というのは、ここで明るさにチェックをいれてしまうと、なぜかその後うまく色の変更が行えない事態に陥ってしまうわけです。
そして、ぼくが戸惑った理由もここにありますので、アレクサで色の変更を行いたいという方はこのポイントをおさえておくことをオススメしているわけです。
とまあこんな感じで設定は以上になります。
このように文字にすると少しめんどくさそうな感じもしますが、おそらくその原因の大半はぼくの文書スキルにあるかと思いますので、もし興味のある方は躊躇せずLEDテープデビューを果たしてみてくださいww
おわりに
今回は家で簡単に操作できるLEDテープのご紹介をしてみました。
とりあえずソファーの下の隙間とか本棚の影とかに設置して、いつもとは一味違った部屋を楽しめるという、この手軽さはかなり良いポイントですね。
専用のリモコンでしか操作できなかったりすると、「あれリモコンどこだ?」的なこともあるでしょうが、スマホの場合にはそのような状況も少ないでしょう。
ちなみに、このアプリは複数のスマホでも共有できるので、家族全員のスマホにそれぞれアプリをいれておけば、各々自らのスマホでリモコン操作を行うことができます。
とまあ、こんな感じで、ぼくとしては割と満足度の高いテープとなりました。
本当はLEDテープをカットしたところなんかもご紹介したかったのですが、それをやるとなると記事自体も長くなってしまうので、後日その辺に関しては書いてみようかと思います。