何か面白いものはないかとネットサーフィンをしていたところ、ノマドワーカーの方々が愛用していた『 Clipa 2 』という製品に一際目を引かれました。
『 Clipa 2 』とは携帯性、耐久性、デザイン性などに優れたカバンを掛ける際に使用できるフックのようなモノで、中でも素晴らしいと感じたのは、あらゆる場所に掛けることができるように設計されていることです。
言い換えれば、テーブルなどの平らなところにも引っ掛けられるスーパーフックと言ったところ。
先日『 モレスキンのバックパックの使い勝手が最高すぎて非の打ち所が無い件。 』にて新しいカバンのご紹介をしましたが、そのカバンを大事に使いたいとの思いから『 Clipa 2 』の必要性を感じ早速購入してみたので、今回の記事ではその使用感をご紹介していこうと思います。
『 Clipa 2 』の良いところ、悪いところ
開封レビューを行う前に、良いところ、気になるところを挙げてみます。
良いところ
・カフェやトイレなど、あらゆるシーンでカバンを掛けることができる。
・対荷重が15kキロと、かなり重めのカバンでも壁掛け可能。
・Clipa自体は48グラムと軽いので、持ち歩きにも適している。
・デザインもシンプルなので、あらゆるカバンに引っ掛けての持ち歩きがしやすい。
気になるところ
・経年劣化により塗装が剥げそう。
・フックにしては価格が高め。
こんな感じでそれぞれの思うところを列挙してみました。
経年劣化による見た目の変化は、ある程度使用を重ねてみないとわからないため、少し使用しただけではその程度を確かめることができません。
しかし、その他の使いやすさ、便利さなどに関しては数度の使用を通じて色々とわかったことがありましたので、以下ではその内容をお伝えしていこうかと思います。
開封の儀

半クリアのボックスに梱包された『 Clipa 2 』。
開封前からワクワクとした気持ちが止まりません。

箱の裏面には使用例が記載されています。

シルバーで円形のシルエットは単語カードの横についていたリングを思わせ、横方向の力に弱そうな印象も受けますが、実際手に取ってみると、しっかりとリング状に組まれており、頑丈なことがわかります。

広げた時の幅は7センチほどもあるので、カバンだけでなく、あらゆるモノを引っ掛けることができそうです。

ということで、早速10キロのダンベルを引っ掛けてみましたが、なんの問題もありませんでした。
対荷重15キロとの記載があったので、当然といえば当然ですが、10キロもの重さのモノをこの小さなリング1つで引っ掛けられるというのには正直驚きを隠せませんでした。

リングの端に装着されている滑り止めもしっかりとその役割を果たしており、かなり安定しています。

リングを開く方向に力が加わっていない場合は、自動的に閉まるという仕組みになっています。
急いでいて、スッとカバンを取り上げた時にもリングが同時に閉まることでカバンから外れないという仕様です。
そんなことをしてせっかくのリングを落としてしまわないかとの不安はありますが、使いこなせれば便利な機能です。


早速カバンに装着してみました。
デザインがシンプルなだけにカバンが不恰好になるということもなく、動作の邪魔になることもありません。
多くの種類のカバンにつけて持ちあることができそうです。


実際、壁やテーブルにもかけてみましたが、しっかりとその役割を果たしてくれています。
特に、カウンターや、トイレなどで大活躍することは間違いないです。
これまでのぼくのケースで言うと、モノを入れる置く場所の無いラーメン屋のカウンターや、カバンを掛ける所の無いトイレで困惑したことがあったのですが、今後運悪くそのような場所に遭遇しても『 Clipa 』さえあれば安心なので心強いですね。
『Clipa 2 』は多色展開されているのですが、経年劣化や傷などによる色褪せやハゲることなどを考慮して、今回はシルバーを選びました。
しかしながら今の所、色褪せやハゲなどは無く、傷などにも強いという印象を受けています。
おわりに
こんな感じで使用感をご紹介してきました。
購入前に、その価格に対して「少し高いのでは?」ということを感じていたぼくですが、使用を重ねた今となっては「Clipa を持っていてよかったな」と素直に感じています。
実際 Clipa があると、ただカバンを掛けることができるという直接的なメリットだけでなく、カバンを汚れた場所に置いてしまった際に後から拭くという行為を減らせたり、床に置かなくなったことで傷を減らせたりというメリットもあるので、そういったことも含めると、非常に満足度の高い買い物になったかなと感じています。