日本には古来からモノを大切につかうという「教え」があると思います。おそらく世界でも共通した意識かもしれませんが、ぼく自身日本人だし、小さい頃からあらゆる場所でそのように言われて育ったので、少なくとも日本では言えることだと思います。
モノを大切に使えば、長く使い続けることができますし、何より拘って購入したものをいつまでも手元に置いておけるというのは嬉しいことなので、モノを大切に使うに越したことは無いかと思われます。
と、まあ、こんな当たり前のことをほざいているぼくも、子供の頃はなかなか自制がきかず、滅茶苦茶をしたという、今となっては苦い経験も多々あるわけで、実はモノを大事にしてこなかったこともあったりします。コンディションの悪いコースでミニ四駆を走らせていたのは苦い思い出。とは言え流石に大人になった今は、モノを大事に使うことの重要さがわかってきているつもりではありますが。。。
そして、前置きが長くなってしまいましたが今回の本題はと言うと、先日、モノを大切にしたいと言う思いから購入した、『 WH-1000XM3 』用のヘッドホンカバーを紹介したいと思います。
なぜヘッドバンドカバーが必要なのか
ちょっと前に『 SONY ヘッドホン。『 WH-1000XM3 』のクオリティーが半端じゃないという話。 』にて紹介したように『 WH-1000XM3 』は、「ヘッドホンはかさばるからなあ」と考えていたぼくですら、どこにでも持ち歩きたくなるほどに優れた製品であることに変わりはなく、実際にあらゆる場所で活躍してくれています。
ただ、ここで少し問題となるのが、「髪をセットしている時にも使いたい」ということ。
「髪をセットしている=ワックスが付いている」ということになるので、もちろんヘッドバンドにもそれがつくことになります。
髪をセットしていない日や、ジェルなどのあまり付着しない系の整髪料ならほとんど問題はないのですが、ワックスなどのベタベタ系のものを使った日にヘッドホンを装着すると、そのベトベトがヘッドバンドにも付着するので、結果的にヘッドバンドが汚れることになります。
神経質に考えるあまり、気持ちよくヘッドホンを使えなくなると本末転倒なので、この際ベトベトは気にしないというのも1つの手かとは思うものの、それでもぼくとしてはなんとかしたいというのが本音。
むしろ一度気になり始めると、中々忘れることができないタイプのぼくとしては、余計に気になるという始末に。
「そーいやポケモンにもベトベトンってやつがいたなあ」と過去の栄光に思いを馳せることはあっても、そんな気の紛れは束の間で、結局は物凄く気になるのが現実であります。
一応、洗う(拭き取る)という選択肢もあるにはあるのですが、それはそれで面倒という思いもあり、色々考えた結果、最終的に思いついたのがこちら。
どうでしょうか。見ての通りラップを巻いてみました。
当初目的としていた、ヘッドホンをベトベトから守るという意味では、間違いなく目的を果たしているかと思います。が、しかし、コレジャナイ感もすごい。
ラップを巻き変えればどれだけ汚れても問題なしというところは優秀だけれど、控えめに言ってその見た目はひどい。
これで街に繰り出した日には周囲の人々からいぶかしげに見らそうではありますが、XM3にはノイズキャンセリングもついてるし大丈夫かなとは思うものの、それでもやっぱり気になります。
で、他の手段を模索した結果、最終的に見つけたのがこちらです。
布でできた ヘッドホンカバー 。
見た目もいくらかマシなのではなかろうかと。探しに探した結果のバンドカバーです。
いや、だいぶマシでしょという感じ。
装着してみた
という感じで、早速装着してみたのがこちら。
ラップ に比べるとかなり見た目が良くなったのではないでしょうか。
ラップを巻いていた時は頭の上でワシャワシャと音がしていたけれど、このカバーは布製なので、当然そのようなことも無くなりました。
装着方法もボタン式なのでとても簡単ですし、何よりサイズがぴったりというのも評価すべき点かと思っていて、しっかりとヘッドバンドを包みつつも、決してゆるゆるではないという、ベストな状態を保っています。
これを買うまでに、いくつかのカバーを見比べていたのですが、ピッタリサイズを実現できそうなモノがなかなか見当たらなかったということもあって、より一層好感が持てています。
さらに、カバーが二種類ついてるという、セット商品だったので、自分の機種に近い色を選ぶことができます。
ぼくのヘッドホンは見ての通りブラックなので、黒い方をメインに使って、洗濯中にはグレーを装着するというように使い分けていこうかなという感じ。
唯一の気になる点としては、ヘッドホンの長さを調節する部分にもカバーが覆いかぶさる造りになっているので 、それが一目で確認できなくなったことです。
実際に自分がヘッドホンを着けて違和感があれば長さを変えるという方法で対処はできますが、この点だけは何らかの対策があっても良いのではと考えています。
ちなみに、Amazonにてこちらのヘッドバンドの商品紹介欄を確認する限りでは、Beats Studio や BOSE QC35 にも対応との記載があるので、XM3 以外のヘッドホンでも快適に使えそうな予感はします。
おわりに
今回はヘッドバンドのご紹介をしてみましたー。
せっかく気に入って買ったモノなのだから、丁寧に使いたいとの思いで購入したヘッドホンカバーでしたが、思いのほか使い勝手が良く、今後も愛用してきたいと思えるような品でした。
欲を言えば、レザーとかで作られていると、なお一層高級感があって良かったかなとは思いますが、今のところはその類の商品も見つけられないので、しばらくは今回のカバー一択かなと言う感じ。
なんなら最初のラップぐるぐるの仕様が絵的にひどすぎたせいで、感動もひとしおでしたwww
いずれにせよ、汚れからヘッドホンを守ると言う意味ではかなりグッドな製品なので、興味のある方は是非。