『 LOGICOOL ワイヤレストラックボール 』 がどえらく便利でした。

ぼくは普段 MacBook をモニターに繋いで作業をしています。

モニターと言ってもテレビに繋いでいるだけなので、大それたものではないが、要するにMacBook とテレビをHDMIでつないだ、一見するとデスクトップ的な状態で作業をしています。

 

たまに友人から「わざわざ繋ぐ必要あるの?」ときかれることもあるのですが、ぼくとしては画面が大きい方が見やすいので、自宅ではモニターを使うことが多いです。

あとは見た目がそれらしい感じになるのも好きだったりもします。

もちろん出先にPCを持ち出す際にはケーブル類を外す必要があるため、少し面倒なこともありますが、その辺りはあまり気にしないようにしています。

MacBook をモニターに繋ぐとなると、それ用のキーボードが必要になるので、そこでは以前『 iPad 』のキーボードには『 Magic Keyboard UK 』が最適解。 』にてご紹介したMagic Keyboardを愛用しています。

Magic Keyboard iPad iPhone でも使えて、これまたすごいお気に入りなのだけれど、今回はそのお話ではないので、また後日機会があればそこにも触れていきます。

 

そして、キーボードと言えば、その相方となるマウスも必要になるわけで、それが今回の本題ともなるわけですが、ここであえて暴露しておくと、ぼく、これまで、マウスを持っておりませんでした。

どーゆーことかと言うと、モニターにMacBookを繋いで、キーボードも準備して、「よし、作業するか」という状況で、マウスがないという。。。

で、仕方なく、ポインターの移動はMacBookのトラックパッドでやるという感じ。

要するに絵的にすごい台無しなやつです。

たしかにこうなると友人から「それ繋ぐ意味なくね?」と言われたのもわからないではないかという感じになるわけです。

ただ、その言葉を受け入れるのも悔しいとの思いから一念発起、先日マウスなるものを購入し、それが予想以上に優れていたので、今回はそのご紹介をしていこうかと思います。

 

 

トラックボールを選んだ理由

 

 

単にマウスを買うと言っても、その種類は多く、一般的なモノから、トラックパッドやトラックボールと、機能自体は似通っていても厳密には違うというモノがたくさん売られているので、どれを選んだら良いのかと悩んでしまうというのが本音です。

 

Mac で使うのであれば、トラックパッド、若しくは Magic Mouse といったApple純正のモノを買うのが定番かとは思うものの、こうやって良いものがあった時に記事にて紹介したい派のぼくとしては、そのまま流れに乗ってしまうのも面白くないかなという気持ちもあって、最終的に今回はトラックボールを選ぶという結果になりました。

 

多くの製品の中からトラックボールを選んだ理由としてはいくつかあって、今述べた、面白さを追求するために選んだというのもそのひとつなのですが、それ以外にも「置く場所を選ばないこと」や、「スタンディングデスクでも使いやすいこと」、「お手頃価格なこと」も購入の決め手となりました。

 

そもそも、ぼくの作業デスク自体があまり広い方ではないので、狭い場所でも設置できるトラックボールは使いやすいですし、今までこの手の製品にはまともに触れたことがなかったので、ある意味買うべくして買ったモノといっても良いかもしれません。

 

 

使用感

では早速使用感についても触れていきたいと思います。

 

 

今回のマウス『 ロジクール SW-M570 』で一番に注目すべきところはなんといっても、マウスにどかんと備えられたそのボールです。

僕自身購入に至るまではトラックボールに触れたことが無かったので、ボールの操作性自体が未知でしたし、さらにはレビューなんかを見ることで少々の不安も抱いていたのですが、そんな思いとは裏腹に、軽快に動くボールには正直驚きを隠せなかったのというのが第一印象でした。

当初懸念していた「ボールがひっかかって動かしずらい」とか、そういう不具合も一切無いですし、むしろ滑らかに動きすぎて怖いぐらいです。

今までトラックパッドを使っていたので、慣れないことによる違和感はありますが、昔ウインドウズのPCを使用していた頃にはマウスを使用していたので、その頃と近い感じで使用できています。

 

 

トラックボールのマウスは、底面にボールが付いていないので、マウス自体を動かすことこそないものの、クリックやホイールの操作は一般的なモノと同じなので、ボール操作に慣れさえすれば、今後のPC操作に欠かせない存在になりそうです。

さらにマウスを動かす必要がなくなったことにより手首への負担も減ったので、スタンディングデスクという環境下では、従来のマウスよりも使いやすいのではないかと思います。

 

 

また、今回のマウスにはカスタマイズ可能なボタンも装備されているので、そのボタンに、ブラウジングの際に多用する、「戻る」や「進む」を割り当てておくことで、より一層快適なブラウジングを楽しむことができます。

トラックパッド同様、「戻る」や「進む」の動作が瞬時に行えるのは便利ですし、「サウンドの制御」など、他の機能を割り当てることもできるので、使用頻度によっては色々と試してみてもよさそうです。

 

 

気になるところ

実際に使用してみて良かった点を中心にご紹介してきたわけですが、ここからは気になる点にも少々触れていきたいと思います。

 

今回気になる点は大まかに次の3点。

・充電式ではないため、年に一度電池の交換が必要。

・PCとの接続に付属のレジーバーを使う必要がある。

・USB-C 用の端子は付属されていない。

どの点もさほど致命的なものではないのですが、今後長く使っていくとなると、少し気になるかなという感じです。

 

電池に関しては単三電池一本ですし、消耗頻度も一年と長いので、大したことはないのですが、最近は充電式のモノが多いので、それと比較すると少し劣るかなという感じ。

 

 

あとの2つは今後使用していくPCにもよるのですが、いずれにせよあらゆるデバイスのUSB-C化は進んでいくと思われるので、マウスもUSB-Cポート対応か、若しくはBluetooth対応のモノの方が、長い目で見ると良いのかなという感じ。

ちなみに、上記3点を改善した最新版のマウスも販売されてはいるのですが、今回はコスパ重視ということで、あえて『 SW-M570 』を購入しました。

 

 

おわりに

 

 

今回はトラックボールのご紹介をしてみました。

当初は安定の Apple 製品を買おうと思っていただけに、社外のマウスにもは少し不安感もありましたが、実際に使用していく中で、その不安は一掃されましたし、むしろ使いやすくて良かったというのが本音のところです。

基本的にこのブログでは使い辛かったモノをご紹介することはあまりないので、今回もいつも同様高評価という結末になりましたが、その中でも個人的にはかなりお気に入りの製品となったので、今後もしばらく愛用していきたいと思わされています。

先程少し触れた新製品『 logicool MX Ergo 』にも興味はあるのですが、個人的には少しお高い感じもしているので、もう少し様子見していこうかという感じ。

ちなみに、今回の『 logicool SW-M570 』も、Amazonではセール対象商品として売られていることもあるので、興味のある人はちょくちょくチェックしておくのも良いかもしれません。

いずれにせよ、現在マウスを探している人は一度トラックボールを体験されてみるのはいかがでしょうか。