先日『 IoT 照明のエントリーモデル『 STYLED スマートLED電球 』をご紹介します。 』にてスタイルドの電球を購入したという報告をしましたが、その後の使用を重ねていくうちに、「スマホのすら使わずに操作できたらもっと便利なのになあ」という思いが芽生えてきました。
つまり専用アプリを使わないで電球のオンオフができればいいのになあと。
というのも、スタイルドの電球はアレクサにも対応しているわけでして、電球とアレクサを紐づけてしまいさえすれば、呼びかけ1つで電球のコントロールが可能になるわけです。
「アレクサ電気をつけて!」とか「アレクサ電気を消して!」とかそんな呼びかけ1つで照明のオンオフをしてくれるって、めちゃめちゃロマンあるじゃないですか。
いや、控えめに言っても、日々の生活の手間を減らしてくれるのは間違いないので、そういうことを考えれば考えるほど『 Amazon Echo 』が欲しくてたまらないという気持ちが心の底から湧き上がってくるわけです。
そうです、いつもの物欲が止まらないやつです。
こう言うと、見境なくモノ購入をしてまうどうしようも無いやつにも見えるかもしれませんが、今回の Amazon Echo に関しては、間違いなく生活を豊かにしてくれるという確信があるので、「ゴーサインを出すべくして出す」ということになるわけです。

つまり、単なる物欲に身を任せた挙句の購入ではなく、買うべくして買うことになるというわけです。
とまあ、前置きはこの辺にして、早速先日購入してみた『 Echo Dot 第3世代 』のご紹介をしていこうかと思います。
アレクサはこんな感じ
外観


で、早速購入してみた『 Echo Dot 』の見た目はこんな感じです。
一口に『 Amazon Echo 』と言っても、その種類は豊富で、大きめのスピーカーが特徴の『 Echo Plus 』やモニター付きの『 Echo Spot 』、がっつりとスクリーンが備えられた『 Echo Show 』などがある中、今回は見た目も価格も少々控えめな『 Echo Dot 』を選んでみました。
スマートスピーカーの導入が初めてだったということもあって、小さいモノを選んでみたわけですが、そのコンパクト感が意外にも良かったりします。

もちろん、「見た目が小さい=スピーカーのサイズも小さい=スピーカーの性能が下がる」という関係があるため、音質にこだわる場合には一番大きいモノ選ぶ必要があるかとは思いますが、ぼくの場合は、そこまで音に煩いわけではないし、今現役で使っているLogicool のスピーカーをEcho Dot に繋ぐこともできるので、今のところ、小さいからと言って何か問題があるということもなさそうです。
Echo Dot の側面は布地でできていて、生活空間に溶け込見やすい見た目をしていますが、上部分に備えられたボタンは、しっかりとガジェット感を主張していて、ガジェット好きのぼくとしてはなかなかにたまらない見た目になっています。
出来ること
一番気になるのが、「『 Amazon Echo 』を導入すると、何ができるようになるのか?」ということですが、結論から言うと、自分好みのスキルをAmazon Echo に入れれば、多くのことができるようになるので、一概に「これができる!」と言う風に言い切るのは難しそう。
なので、ぼくがAmazon Echoをどのように使いたいかというのを下にまとめてみました。
・家電の操作を声だけで行いたい
・音楽を呼びかけ一つで流して欲しい
・今日の天気やニュース、交通などの情報を教えて欲しい
・新しい知識(雑学)みたいなものを教えて欲しい
・タイマーやアラームの設定がしたい
とりあえず「Echo でやりたいこと」を5つほど挙げてみたわけですが、結局のところ、何が魅力的かと言うと、「自分でもできるけど、実行するのが少し面倒だったこと」を請け負ってくれるというところに尽きるかなと言う感じ。
日頃のなんてことない音楽の操作なんかも、いざ疲れて帰ってきてソファーに座ってしまったりすると、一気に面倒な作業に変わってしまったりするわけですが、そんな時でも、Echo に向かって「アレクサ 〇〇の〇〇をかけて!」というような、たった一言をかけさえすれば、好みの音楽を流してくれるわけだから「これを魅力的と言わずしてなんと言う?」という感じです。
設置してみた
ということで、早速設置をしてみました。
設置というと、最初の設定とかもあって、七面倒な感じもしますが、実際やってみたところ、いとも簡単に行うことができました。

具体的には、同梱された電源ケーブルを刺して、スマホにアプリを入れて、アマゾンのアカウントと、WiFiのパスワードを入力するという流れなのですが、初期時の設定は本当にこれだけで、とても簡単でした。

もちろんスタイルドの電球と連携させるための設定はこの後行うのですが、音楽を再生したり、天気予報を教えてもらったりということはこの段階で既に行えるようになっています。
もちろん「アマゾンPrime」に入会していなければ、Amazon Music から音楽を流してもらうことはできませんが、反対に入会してさえいれば、曲名とかを話すだけで再生してくれるので本当に便利です。
自らのPrime Music のページ上で、自分専用のプレイリストを作っておいて、それを再生してもらうなんてこともできてしまいます。
天気予報を教えてくれるのも本当に便利で、今日の天気や気温はもちろん、自分の住んでいる地域では乾燥注意報が発令されているとか、そんな細かいところまで教えてくれました。
スタイルド の電球との連携も比較的簡単で、アレクサアプリのメニューから「定型アクション」を選択し、そこから自分が使いたいデバイスと、発動条件の設定を済ませれば、「アレクサ電気を消して!」と言うだけで、自動で電気が消えるようになりました。
どの Echo を選ぶべきなのか?

先ほども述べた通り、数種類で展開されているAmazon Echo ですが、それぞれの大きな違いは「スピーカーのサイズとディスプレイの有無」で、今回ぼくが選んだ Echo Dot はスピーカーも小さく、ディスプレイも備えられていないモノになります。
初めての導入ということもあって、比較的手の出しやすい価格のモノを選んだわけですが、結果的には正解だったのかなという感じです。
「広めのリビングにドカンと置いて音楽を聴きたい」とか「がっつりテレビ電話をしたい」「料理のレシピを声かけ1つで表示させたい」みたいな明確な目的があるならそれぞれに合ったものを選んだ方が当然満足度も高いものになるでしょうが、ぼくみたいに「お家の中をIOT化して、手軽に音楽をかけたい」という程度の目的であれば、とりあえず Echo Dot を選んでおいて間違いはなさそうです。
そもそもEcho Dot 自体のスピーカーがそんなに悪いものではないし、手持ちのスピーカーがあるならそれと接続することも可能なので、万が一Echo Dot を選んだ後に「もっと音質の良いものにしておけばよかった」と感じても、それを改善できるのは嬉しいポイントです。
ただし、「がっつりクラブミュージックを聴きたい」とか「家でパーティーするときに使いたい」みたいな感じで重低音を重視するなら、より大きいサイズでウーファーを備えたタイプの『 Echo 』もしくは『 Echo Plus 』あたりを最初から選んでおいてもよさそう。
ちなみに、ぼくが現在Echoに繋げてるスピーカー『 LOGICOOL スピーカーシステム Z623 』も、かなりパワフルでコスパも抜群に良いスピーカーなので、設置スペースに余裕があるなら、この二つの組み合わせもおすすめです。
Amazon Echo のレシーバーの機能が、Bluetooth非対応のスピーカーを無線接続可能にしてくれますし、逆に大きなスピーカーがEchoの音質をよりパワフルなものに変えてくれるという、お互いを補完しあえる関係になっていて、相性はバッチリです。
終わりに

今回はEcho Dot の使い勝手が予想外に良かったこともあって、そのご紹介をしてみました。
ぼく自身これまではイマイチその魅力がわからなかったこともあって、購入を見送ってきたわけですが、電気の操作や音楽の再生などがあまりにも便利だったので、勢い余って記事にしてみたという感じです。
これまでアマゾンミュージックのアプリを開くことを億劫に感じていたぼくですら、アレクサを家に迎えた途端音楽を再生しまくる日々を送っているわけなので、日頃から音楽を聴く方はなおさらその良さを感じ取れるかと思います。
静かだった部屋に「アレクサ、仕事のはかどるジャズをかけて」と一言話しかけるだけで、部屋が一瞬にしておしゃれ空間にかわりますし、もっと早くこの便利さをしっておきたかったというのが正直なところです。
とまあ、そんな感じで、Amazon Echo に興味のある方は是非チェックしてみてください。
ちなみに、Echo はアマゾンで開かれるセールの際の対象商品にもなることがあるので、その辺も合わせてチェックしておくと、お得に購入できる可能性大です。